サイボウズワークスタイルドラマ「声」に寄せて
いよいよ最終話。
オチが秀逸でしたね(笑)一連の物語を経て主人公が劇的に良き夫・良き父に生まれ変わるかというと、おそらくそうではないのでしょう。今後もいろいろな過ちを犯し、壁にぶつかりながら少しずつ成長していくのだと思います。きっと、僕たち一人ひとりがそうであるように。
職場の人たちもそう。誰かがどこかで大変な状況にあるとして、それに対して最初から理想的な行動をとれる上司・同僚・後輩なんて存在しないわけです。みんながそれぞれの立場で色々な経験をして、そこから少しずつでも何かを学び取れたら良い。
「おたがいさま」という言葉がありますが、これって立場が巡り巡るという意味ももちろんあるんですが、世話をかける人もかけられる人もそれぞれに学び成長する機会を得られるという意味もあるのではないかなと。そうやって物事を前向き捉えられるようになれたら、世界はより素晴らしい姿で僕たちを迎えてくれるはず。
そんなことをこの作品を観ながら考えました。サイボウズの皆さん、素晴らしい気づきの機会をありがとうございました!
(了)