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イクボク

育児について語る時に僕の語ること

サイボウズワークスタイルドラマ「声」に寄せて


いよいよ最終話。

オチが秀逸でしたね(笑)一連の物語を経て主人公が劇的に良き夫・良き父に生まれ変わるかというと、おそらくそうではないのでしょう。今後もいろいろな過ちを犯し、壁にぶつかりながら少しずつ成長していくのだと思います。きっと、僕たち一人ひとりがそうであるように。

職場の人たちもそう。誰かがどこかで大変な状況にあるとして、それに対して最初から理想的な行動をとれる上司・同僚・後輩なんて存在しないわけです。みんながそれぞれの立場で色々な経験をして、そこから少しずつでも何かを学び取れたら良い。

「おたがいさま」という言葉がありますが、これって立場が巡り巡るという意味ももちろんあるんですが、世話をかける人もかけられる人もそれぞれに学び成長する機会を得られるという意味もあるのではないかなと。そうやって物事を前向き捉えられるようになれたら、世界はより素晴らしい姿で僕たちを迎えてくれるはず。

そんなことをこの作品を観ながら考えました。サイボウズの皆さん、素晴らしい気づきの機会をありがとうございました!
(了)

復職1カ月の悩み。

育休から復帰して1カ月が経過した。仕事と家庭の両立は当初予想していたよりもいくぶん大変そうだ。


(1)変化した環境への適応。この半年間の間に、上司や同僚の関係性、もっと言えばパワーバランスのようなものが結構変わってしまったように感じる。ただ、こっちは半年間の間に何があったのか大まかにしか把握できていなきので、細かい変化までは追いにくい。このあたりは、もう少し関係各所にヒアリングを重ねる必要がありそうだ。

(2)低下した自分の能力。ある程度予見されたことだが、思考の速度や精密性だったり交渉力(これに関しては環境の変化も関係していると思うが)といった能力は一定程度低下している。仕事に差し障りが出るほどではないが、ストレスではある。まぁ、徐々に回復しつつあるので、それほど深刻な問題ではないだろう。

(3)仕事と家庭の切り替え。実はこれが一番やっかいだ。現在、新しいプロジェクトに取り組んでいることも影響しているのだが、家にいても仕事のことが頭にチラついて離れない。結果、家事でポカをやらかすことも度々で、妻や子どもに迷惑をかけまくっている。これは本当に申し訳ない。


(3)については今のところ解決の糸口が掴めないのだが、何か良い手立てはないものだろうか。うーむ。
(おしまい)

娘の初恋。

娘に好きな人ができたらしい。
以下、昨日のお風呂での会話。


僕「好きなお友だち、いる?」

娘「とーるくん!」

僕「どこが好きなの?」

娘「おおきいの!」

僕「(身長かな?)なにが大きいの?」

娘「おうち!」



...経済力?
いやはや、女の子は逞しいですな。
(おしまい)

眠れぬ夜に

うちの息子は、父に似つかず(?)繊細な感性の持ち主らしく、夜中にわりと頻繁に起きてしまうのですが、最近オルゴールを流すとすんなり寝入ってくれることが判明。

オルゴール無しだと寝かしつけに1時間以上かかるところが、有りだとなんと30分程度でご就寝。これは事件ですよ、奥さん。生まれてこのかた、これほどオルゴールに感謝したことはございませぬ。

それにしても、やっぱりお姉ちゃんのときとは随分勝手がちがうなぁ。まぁ、当たり前なんですが。お姉ちゃんのときは、オルゴールなんてほとんど効き目がなかったので、完全に見落としていました。

二人目になると、一人目の経験があるので基本的には子育てが楽になると思うんですが、逆に過去の経験に引きずられて(お姉ちゃんのときにはこれで上手くいったから弟も同じようにやれば上手くいくはず、みたいな)対処に時間がかかることも結構あるのかもしれないなぁ、と感じた次第です。

仕事同様、過去の成功・失敗体験に縛られて思考を停止してしまうのは良くないですね。トライアンドエラー大事。

いずれにせよ、これでやっと眠ることができそうです。おやすみなさい。





...と思ったら今度はお姉ちゃんが泣き出しましたよ。やれやれ。
(おしまい)

本当に自由研究に価値はないのか考えてみた

最近、季節柄か宿題代行が話題になっていたみたいですね。
 

 

完全に流れに乗り遅れてしまったような気もしますが、せっかくなので感じたことをつらつらと。

 

 

上記のニュースによれば、宿題代行を依頼する背景には、

 

学校の夏休みを前に、読書感想文や自由研究などの宿題を有料で丸ごと請け負う業者に注文が相次いでいる。塾通いで忙しい子供のために、学校の宿題の代行を依頼する保護者らが目立つという。

 

こういった事情があるようです。

 

 

ただ、個人的には、塾通いうんぬんというよりも「読書感想文や自由研究に価値を見出せない」っていうのがこのハナシのポイントなんじゃないかなぁ、なんて思いました。

 

 

まぁ、自分が子どもの立場だったら、夏休みの宿題なんて誰かがやってくれた方がそれは嬉しいですよね。僕もご多分に漏れず宿題は夏休み最終日に片付けるタイプでした。

 

 

特に苦手だったのは自由研究。これは毎年毎年めちゃくちゃ憂鬱でしたね。

 

 

だって、

 

 

まずテーマをどうするか考えなくちゃいけないし、

 

 

必要なものを一から揃えなくちゃいけないし、

 

 

ちゃんとスケジュールも立てなくちゃいけないし、

 

 

成果を上手く伝えられるように工夫しなくちゃいけないし、

 

 

こんなめんどうな作業ってなかなか無いですよ。

 

 

だからこんなめんどうなことはどこかの誰かに片付けてもらっちゃって、自分は答えがきちんと用意されている受験のためのお勉強をしていた方がよっぽど気が楽なわけです。

 

 

あー、今の子どもは宿題代行なんて便利なものがあっていいなぁ。

 

 

あー、もういっそのこと、自由研究なんてこの世からなくなっちゃえばいいのに!

 

 

...って、本当にそれでいいんでしょうか?

 

 

だって、大人になったら、

 

 

仕事にどうやって取り組むかは自分で考えなくちゃいけないし、

 

 

仕事に必要な知識や人脈は自分で学んだり開拓しなくちゃいけないし、

 

 

自分どころか、一緒に仕事をする人のスケジュールにも気を配らないといけないし、

 

 

成果をきちんとアピールすることができなければ周囲からは認められないし、

 

 

毎日こんなめんどくさーいことの連続なんですよ。

 

 

どうせ避けて通ることができない道なんだったら、なるべく早いうちからそういう経験をさせてあげた方が後々の本人のためには良いような気もしますけどどうなんでしょう。

 

 

まぁ、自由研究を夏休みの宿題とする背景にそんな狙いがあるかどうかわからないですけど。っていうか、たぶんほぼ100%惰性ですよね。現状維持。

 

 

いずれにせよ、それが自由研究であるかどうかはさておき、自分の子どもには「答えのない問題に取り組む方法」や、「そもそもの問いを自分で立てるような経験」をちゃんととあげたいなー、なんてことを今回のニュースを通じて思いました。

 

 

ただ、実際子どもが小学生になったら、親子揃って「自由研究めんどくさー」ってなるんだろうな、きっと。それで結局、夏休みの最終日までバタバタ...なんて光景が今から目に浮かぶわ。

 

 

まあでも、それはそれでいいかな。

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

限られた時間の中でも仕事で高い成果をあげるために

復職して3週間が経ちました。

 
ありがたいことに、今のところは残業無しで、毎日定時にあがらせてもらっています。
 
これから少しずつ仕事が増えていくことも予想されますが、働く時間を増やすのでは無く、かと言って仕事の範囲を制限するでも無く、仕事への取り組み方を見直すことで適応していきたいな、と考えています。
 
そんなわけで、今回は「限られた時間の中でも仕事で高い成果をあげるためにはどうしたら良いか」というテーマについて考えてみたいと思います。
 

基本方針は「選択と集中

方向性としては、おおまかに「一つ一つの仕事を効率化する」と、「重要性の高い仕事に集中する」の二通りが考えられると思います。

 
これはどちらが優れているというものではなく、単純に取り組み方の問題です。もちろん両方ともできるのであればその方が良いと思います。残念ながら、僕は物事を効率化するというのがあまり得意では無いので、今回は後者の方法について検討してみたいと思います。
 

仕事の重要性を測る"モノサシ"

「重要性の高い仕事に集中する」にあたっては、自分の抱える仕事の重要性を測る”モノサシ”が必要となりそうです。
 
僕が勤めている会社では、会社の目標が明示されており、それに接続する形で個人の目標を設定します。この目標に合致するか、言い換えると「会社からその仕事を期待されているか」が、仕事の重要性を測るモノサシとなりそうです。
 
また、仕事には得手不得手というものも存在します。仕事に割り当てられる時間の総量が決まっている以上、より自分が得意な領域に集中した方が高い成果を挙げるあげることができそうです。これをもう一つのモノサシとすることにしましょう。
 
これら二つモノサシを用いて、自分の抱える仕事を四つの領域に整理したものが以下の図です。
 

f:id:suyan84:20150722054341j:plain

 
個々の領域ついてどのように取り組むべきか、さらに考えてみたいと思います。
 

(1)期待されていない&苦手な領域は「整理」

まず、会社から期待されていない、かつ自分が苦手な領域について。ここでのキーワードは「整理」です。そもそもこんな仕事が本当にあるの?と疑問に思われるかもしれませんが、会社組織というのは意外とそこまで合理的にはできていなかったりするので、こういう仕事も少なくないように思います。
 
この手の仕事は、やたらと時間がかかる割に会社からはほとんど評価されないので、ストレスの種でもあります。ここはひとつ思い切って、できる限り手放してしまいましょう。ただ、強引に進めてしまうと周囲との摩擦を生む可能性もありますので、調整には細心の注意が必要となりそうです。
 

(2)期待されていない&得意な領域は「制限」

次は、会社から期待されていない、かつ自分が得意な領域について。ここでのキーワードは「制限」です。この領域も、先ほどと同様、会社からの期待には沿わないので、基本的には整理する方向で考えた方が良さそうです。
 
ただ、自分が得意な仕事というのは、やっていて楽しいし物事もすんなりと進むので、なんとなく仕事をしている気分になってしまうんですよね。おかげで必要以上にのめり混んでしまい自分で自分の首を絞めてしまった...なんて苦い経験が僕にもあります。この領域に関しては、今まで以上に仕事を制限するよう気をつけたいものです。
 

(3)期待されている&苦手な領域は「妥協」

続いて、会社から期待されているが、自分は得意でない領域について。ここでのキーワードは「妥協」です。この領域に関しては、会社から期待されている以上、苦手であっても取り組まないわけにはいきません。
 
苦手な物事というのは、どうしても慎重になってしまうものですが、結局のところある程度数をこなさなければ克服できるようにならない、というのが僕がこれまでの経験から学んだ考えです。なので、いきなりじっくり時間をかけて100%の完成度を目指すのではなく、最初はある程度妥協してでも素早く仕事のサイクルを回すことが苦手克服の近道だと思います。
 

(4)期待されている&得意な領域は「集中」

最後に、会社から期待されており、かつ自分が得意な領域について。ここでのキーワードは「集中」です。この領域は、成果をあげやすくまた評価もされやすいので、自分の時間を可能な限りここに投下するべきです。
 
これまで、(1)〜(3)の領域に関しては、割り当てる時間を減らす方向で考えてきました。ただ、(4)の領域に関してはむしろこれまで以上に割り当てる時間を増やした方が良いと思います。たしかに、(1)〜(3)を削減すれば相対的に(4)の比率が上がるので仕事の能率は高まるはずなのですが、これだけだと「以前と比較して物足りない」という評価を受けてしまう可能性があるためです。(4)について、これまで以上に熱心に取り組み高い成果をあげることができてはじめて、「帰るのは早いけどちゃんと仕事やっている」という評価を受けることができるのだと思います。
 
 
...と、こんなところでしょうか。このブログは僕の上司も読んでくれているみたいなので、後でダメ出しされるかもしれませんが。あまり気にしないようにしたいと思います。
 
いずれにせよ、仕事への取り組み方を工夫することで、限られた時間の中でも仕事で高い成果をあげることはできるように思いますので、今回の方法を試してみて上手くいかないようであればまた別のアプローチを考えてみたいと思います。
 
もし、ここでご紹介した以外にも「こんなやり方もあるんじゃない?」というようなアイデアがありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。それでは今日も一日頑張りましょう!
(了)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

専業主夫、辞めました。

専業主夫、辞めました。

 
...と言っても、先月末に半年間の育児休業を終えて元々勤めていた職場に復帰しただけなのですが。
 
最近では、育休を取る男性の話もそれほどめずらしいものでは無くなってきているような気もしますが、当事者としてはそれなりに考えさせられることもあって、せっかくなのでこの機会に少し振り返ってみたいと思います。
 
まず、育休を取ることを決めた経緯についてですが、これは2人目の子どもが生まれたのがきっかけでした。
 
産後、母親は少なくとも1ヶ月程度は家事等はせず、身体の回復に努めたほうが良い、と言われています(お世話になった産院でもそのように指導されました)。里帰り出産をする人は結構いると思うのですが、これは実家の方が家事育児のサポートが受けやすいということも理由のひどつなのでしょう。
 
うちも1人目の子どもが生まれたときには、里帰りではないのですが、近所に住む義母が当事失業中だったこともあって毎日のように家事手伝いに来てくれていました。ただ、義母もその後無事に就業していたため、「それじゃあ今回は自分家事育児に専念しよう」ということで育休を取ることに決めました。
 
期間は半年。これには特に明確な理由があった訳ではないのですが、産褥期(母親の身体が産前の水準まで回復するまでの期間で、一般的には6~8週間程度と言われています)は最低限必要として、下の子どもが寝返りやずり這いくらいできるようになっていれば子ども2人を妻ひとりに任せても大丈夫なんじゃないか、というような感覚だったと思います。
 
では、休暇中どのように過ごしていたかというと、最初の1カ月は、下の子を妻に任せ、僕は主に家事や上の子のお世話をしていました。既に上の子は保育園に通っていたので、平日の日中に洗濯や掃除、炊事などを済ませて、週末は2人で近所の公園に遊びに行く、というのがお決まりでした。
 
2カ月目以降は、少しずつ妻にも家事を分担してもらうようになり、3カ月目にもなると家族4人でよくお出かけするようになりました。近所の公園を巡ったり、子連れOKな美味しいランチを探したり、近場に旅行に行ったりと、ささやかではありますが平穏で楽しいひとときを過ごすことができました。
 
ただ、常に順風満帆だったかというとそういうこともなくて、家族との衝突(?)のようなものもありました。
 
一つは妻との関係。今回は夫婦で一緒に育休を取っていたのですが、それでも小さな子どもと乳児を同時に相手するというのはそれなりに大変で、お互い余裕の無さから時には喧嘩になることもありました。ただ、正直これには少し戸惑いました。「せっかく仕事を休んで家族で一緒にいるのに、なんで喧嘩なんかしなくちゃいけないんだろう」と。
 
ただ、よくよく考えてみるとこれは当たり前の話で、毎日毎日朝から晩まで顔を突き合わせていて、これは妻と一緒になってから初めての経験だったのですが、全く摩擦が生じないわけはないですよね。(もちろん、世の中には全く喧嘩をしないという素敵なご夫婦もいらっしゃると思いますが)
 
そこで、あまり悲観的にならずに、喧嘩になったらなったでほとぼりが冷めるのを待って、冷静になったところでよく話し合ってみて、できるかぎりお互いに歩み寄り、どうしても相容れないところは潔く諦めよう...と考え方をあらためることにしました。少しドライに感じられるかもしれませんが、そう割り切ってしまうことで心持ちはずいぶん軽くなったし、喧嘩を繰り返すうちにお互いの理解も以前より深まっていったように感じます。
 
それから、もう一つは上の子との関係。下の子が生まれるまでは、上の子とは良い関係を築けていると思っていたのですが、その自信はあっけなく打ち砕かれました。
 
下の子が生まれたとき、上の子はようやく2歳になろうという頃でした。2歳というと、やっと身の回りのことが自分でできるようになってきて、次第に自我が育まれ、最初の反抗期が訪れる時期です。
 
そんな時に、それまで自分にとっての絶対的な守護者である母を下の子に取られ(実際のところ妻は上の子をよく気にかけてくれていましたが)、満たされない母の愛情への渇望は反抗期にさらに拍車をかけていたように思います。
 
そんな子どもと一対一で向かい合うというのは、これもまた自分にとっては一つの試練でした。父親としては本当に恥ずかしい話なのですが、思うように意志の疎通ができず、感情的に声を荒げてしまうことも少なくありませんでした。そしてその度に自己嫌悪に苛まれることになりました。
 
それでも、長いこと一緒の時間を過ごしていると、次第に連帯感のようなものが生まれ、子どもの方も少しずつ僕と二人の状況に慣れてくれたように思います。育休も最後の方になると、夜中に泣いて起き出してきた際などに「ママ」よりも先に「パパ」を求めてきてくれるようになり、自分は父親として本当に必要とされているのだということを強く感じることができました。 
 
そして、育休を通して強く感じたことがもう一つ。それは、「働ける」ってとてもありがたいことなんだな、ということです。育休を取った半年間は僕や家族にとって何物にも代え難いかけがえのない経験でした。育休を取って良かったと、確信をもってそう言えます。ただ、休暇も後半に差し掛かると自分の中で「働きたい」という気持ちが日に日に大きくなっていくのを感じました。それは、自分にとって「働く」というのは、生活の糧であると同じくらい、あるいはそれ以上に人との繋がりや生きがいを与えてくれるとても大切なものだった、ということなのだと思います。言葉にすると陳腐に聞こえてしまうかもしれませんが、それが身に染みてわかりました。
 
今は、こうやって毎日働けること、そしてそれを支えてくれている妻や子どもや両親へ感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ家族に胸を張って誇れる仕事がしたい。それは単にがむしゃらに働くということではなく、今まで以上に家族と一緒に過ごす時間を大切にしながら、限られた時間の中でプロフェッショナルとして全力を尽くす。そんな働き方を模索していきたいと思います。
 
いざ、専業主夫から兼業主夫へ。
(了)